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すぐわかる!イヌリンとデキストリンの違い

 

イヌリンとは

 

イヌリンは水溶性植物繊維で、多糖類の一群です。
多糖類とはブドウ糖などの単糖類が結合したもので、グリコーゲン、セルローズ、デンプン、デキストリンなどがあります。

 

水溶性食物繊維は腸内で水に溶ける性質があり、ゼリー状になり食べ物を包み込み体外へ排出します。
イヌリンは、キクイモ、ごぼう、アーティチョーク、玉ねぎ、にんにく、ニラ、チコリなどに多く含まれます。

 

イヌリンの効果

 

イヌリンは水溶性の食物繊維なので胃腸で長時間留まり、
腸管から糖分、塩分、脂肪の消化吸収を抑制する働きがあります。
イヌリンは血糖値の上昇を緩やかにし、メタボ防止やダイエットに効果的です。

 

イヌリンは低カロリーで、コレステロールや中性脂肪を減らす作用もあり、動脈硬化や高血圧、糖尿病の予防に効果があります。
イヌリンは腸内でビフィズス菌を増やし、腸内環境を整え、便秘を解消し免疫力をアップさせます。

 

イヌリンの副作用

イヌリンは過剰摂取すると、腹部膨張やお腹にガスが溜まったり、お腹が緩むという症状が起きる可能性があります。

 

イヌリンによるアレルギー反応が起きることもあります。
中には激しいアレルギー反応であるアナフィラキシーショックが起きたケースも報告されています。
食物アレルギーのある方は、自己判断で服用せず、まず医師に相談してみることをおすすめします。

 

デキストリンとは

 

デキストリンは、トウモロコシなどから抽出されたデンプン、炭水化物のことで、
デンプンの中の糖質を加工、精製したものがデキストリンと呼ばれます。

 

デンプンには糖質の他に食物繊維が含まれますが、食物繊維の方は難消化性デキストリンと呼ばれます。
難消化性デキストリンは、現代の日本人の食生活に不足しがちな食物繊維を補うために作られた食材です。

 

難消化性デキストリンの効果

 

難消化性デキストリンは食物繊維の持つ効果、効能を備えています。
難消化性デキストリンは、炭水化物や糖分を多く含む食事をした後、血糖値が急上昇するのを抑制する働きがあり、
また脂肪の吸収を抑え、血液中の中性脂肪やコレステロールを抑制する効果があります。

 

イヌリン同様、腸内環境を整える効果もあり、便秘や下痢を改善します。

 

難消化性デキストリンの危険性と副作用

難消化性デキストリンは、特に副作用や危険性については現時点では報告されていません。
まれに過剰摂取によりお腹が緩くなるという人もいるようですが、副作用として特筆すべき程のことではありません。

 

イヌリンと難消化性デキストリンの違い

 

イヌリンと難消化性デキストリンはどちらも水溶性食物繊維で多糖類、効果、効能など
基本的には非常に似通った成分ですが、違いについては次のようなものがあります。

 

便秘解消、ダイエットにはイヌリン


難消化性デキストリンの糖質がデンプンであるのに対し、イヌリンの糖質は体内では吸収されない性質を持っています。
従ってイヌリンの便秘解消、ダイエット効果は難消化性デキストリンよりも高くなります。

 

イヌリンは腸内で分解されるとフラクトオリゴ糖になり、腸内の善玉菌を増やす餌になるので、
難消化性デキストリンよりも、より効果的に腸内細菌(善玉菌)を増やし、腸内環境を整えることができます。

 

保証された安全性〜難消化性デキストリン


難消化性デキストリンは消費者庁より特定保健用食品(トクホ)として認可されています。
これは国により、安全性を保証されている証となります。
ゆえに難消化性デキストリンは健康食品、医薬品に幅広く使用され活用されています。
難消化性デキストリンはアメリカにおいても政府機関の米国食品医薬品局(FDA)から安全な食材であるという認可を受けています。

 

一方、イヌリンは特定保健用食品ではないので、サプリメントなどを選ぶ場合、消費者がその品質を見極める必要があります。

 

イヌリンの安全な摂取方法として、適量を比較的短期間で摂取するという前提があります。
しかし難消化性デキストリンはイヌリンのような摂取量や摂取期間の目安は特になく、長期間服用しても問題がありません。

 

また前述したように、イヌリンはアレルギー反応を起こす場合がありますが、
難消化性デキストリンにはアレルギー反応を起こすという報告はありません。

 

以上のことから、安全性においては難消化性デキストリンの方がイヌリンより優れているといえます。

 

味、匂い、使い方の比較


イヌリンはお湯に溶け、水には溶けにくい性質をもっています。
難消化性デキストリンは水、お湯どちらにも溶けます。

 

難消化性デキストリンは味も匂いもなく、料理や飲み物全般に活用できますが、
イヌリンは甘い味がするので、甘味料として使うことになります。

 

まとめ

イヌリンと難消化性デキストリンの効果の違いを簡単にまとめると、
イヌリンは腸内の善玉菌を増やす効果、ダイエット効果に優れ、
難消化性デキストリンは食後の血糖値と中性脂肪の上昇を抑制する効果、安全性に優れています。

 

イヌリンと難消化性デキストリンは以上のような違いがありますが、元々この二つは非常に似た成分を持っています。
どちらを試そうか迷うかもしれませんが、おおまかな基準として糖質を制限したい人はイヌリン、食物繊維の補給が目的であれば難消化性デキストリンが向いています。
アレルギーの心配がなければ両方を試し、自分により合っている方を選ぶのも一案ですね。

 

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